「USCPAの資格の詳細が知りたい」
「USCPAを取るメリットはあるの?」
「転職、給与アップに有利な資格取得を考えている」
資格を取得するときには将来性についても考えておく必要があります。
学生時代は進学や就職のために資格を取得しておく人が多く、将来性については考えずに取得する資格を決める人も多いです。
しかしながら、社会人になってから取得する場合は本当にこの先活かすことが出来るものなのかどうかチェックしておく必要があります。
USCPA(米国公認会計士)は多くの社会人から注目されている資格の1つですが、取得を検討するのであれば将来性について理解を深めておく必要があるでしょう。
結論から言いますと、この資格には大きな将来性があります。
今後もこれを保有している人の採用に積極的な企業は多くなると予測出来ますし、転職市場などでも需要が高い傾向が続くと予測することが可能です。
ただし、誰にとっても将来性があるというわけではないため、詳細を知っておくことが大切だと言えます。
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目次
USCPAを取得するメリット
英語で会計業務や税務を行える能力をアピールできる
そもそも、USCPAを取得していると公認会計士としての高いスキルと英語で会計業務や税務を行える能力をアピールすることが可能です。
AIの登場などによってなくなっていく仕事は多いとされていますが、公認会計士の仕事の全てを自動化することは困難だと言えます。
クライアントの相談にのったり状況に応じて柔軟に対応したりすることはAIでは難しいとされており、今後も人間による公認会計士としての仕事が奪われる可能性は低いと言えるでしょう。
そのため、この資格を持っていれば転職の際に有利になる可能性が高いです。
AIに取って代わられる可能性が高いとされている業界で役立つ資格を持っていても転職が難しくなる傾向がありますが、取って代わられにくいとされている公認会計士であれば将来性があるので安心だと言えます。
キャリアアップを目指せる
USCPAの資格を持っていると、キャリアアップを目指せるという意味でも将来性が期待出来るでしょう。
これまで国内で公認会計士として働いていた人でも、海外に進出して仕事を行うことが出来ます。
アメリカだけでなく世界的に多くの国でUSCPAの資格が認められているため、移住を希望する国で専門的な職に就ける可能性が高くなるでしょう。
国外への進出が可能となるだけでなく、国内であっても海外との取引が多い企業や海外企業の日本支社で働ける可能性も高いです。
国内の顧客のみを対象とした仕事を行う職場と比較すると、それらの場所へ転職するほうがキャリアアップ出来ることは間違いありません。
日本人顧客だけを相手にしていたときと業務内容も異なってくるので、今までは身につけられなかったスキルを身につけながら成長していくことが出来ます。
給与アップが狙える
給与アップが狙えることからも将来性の高さが分かるはずです。
既に述べたように、海外への進出や給与が高い外資系企業への転職などが狙えますが、その場合は今よりも給料が高くなる可能性が高いと言えます。
AIに仕事が取られることがなかったとしても、その業界で給与アップを目指すことが出来ないと意味がないです。
こちらの資格を持っていると日本で取得した公認会計士資格を持っている場合とは違った業務にも携われるようになるので、幅広い業務に携われる分、給与アップを狙いやすくなります。
日本と海外の両方で働けるような公認会計士は活躍出来るフィールドが広く、求められることも多くなると知っておきましょう。
USCPAを取得するためには膨大な時間とお金が必要になる
ここまでこの資格には将来性があることを述べてきましたが、現在公認会計士として働いていない人、公認会計士として働いているけれど職場を変えるつもりはない人にはおすすめ出来ません。
何故なら、USCPAを取得するためには膨大な時間とお金が必要になるので知識が0の状態から始めることは非効率的ですし、職場を変えるつもりがないのであれば資格取得にかけたコスト以上の回収を期待することは難しくなります。
取得のためには1,000時間以上の勉強時間と80万円から130万円ほどの費用が必要となり、未経験者やキャリアアップを希望しない人が取得してもコストパフォーマンスが悪いと言えるでしょう。
将来性のある資格であることは間違いがないですが、あくまでも公認会計士として既に活躍している人で、キャリアアップを狙っている人でなければ十分な恩恵は受けられないと覚えておく必要があります。
まとめ
今公認会計士として働いており、もっと高みを目指したいと考えている人であれば、USCPAの取得を検討しても良いと言えるでしょう。
海外で働きたい、外資系企業に転職したい、独立したいなどの考えを持っている場合は、この資格の取得がプラスに作用する可能性が高いと言えます。
たくさんのお金と時間を使って取得することになるものの、それらを取り返せるだけの恩恵が受けられるはずです。
人によっては取得してもあまり意味がないと感じることになります。
どういった人に対して将来性がある資格であるのか確認しておき、慎重に取得するかどうか決めるようにしてください。
最終更新日 2025年5月20日 by lesmed