具合が悪くなったら、とりあえず内科の病院を探す人も多いのではないでしょうか。
内科といっても診療科目には色々なものがあり、消化器・循環器・内分泌糖尿病・腎臓・呼吸器・血液・神経・リウマチなど多岐にわたります。
これらの8つを合わせての総称ですので、色々な症状を診てもらえることが分かります。
大きな病院ですと別々に診療科目が設けられていますので、より自分の症状に合ったところを選べば良いのですが、クリニックの場合には細かな記載がないことがほとんどです。
ただし、先生のプロフィールを確認すれば専門分野が分かりますので、専門分野から病院選びをするのも一つの方法です。
消化器の場合は腹痛を起こしたり肝機能障害がある場合に利用し、循環器はむくみや高血圧、動悸、胸痛などが見られる場合に利用します。
内分泌糖尿病はその名の通りで糖尿病を指摘されている時に利用しますし、腎臓は腎機能障害が疑われている時以外でもむくみや高血圧が指摘されている時には利用します。
呼吸器は名前からある程度は推測できますが、咳が出たり息苦しさを感じている時に利用し、血液は採決で貧血が疑われた時に利用します。
神経の場合には頭痛やめまい、しびれを対象とし、リウマチは四肢の関節痛を主に診てくれます。
症状によってはどちらの科が良いのかが分からないこともありますが、その場合は受付などで相談すると適した科に案内してくれます。
病院を絞り込む段階でホームページを閲覧することがありますが、その場合はただ単に診療科目をチェックするのではなく、専門医や指導医の資格があるかを見なければなりません。
専門医になるには臨床研修を修了してから5年ほどはかかりますので、医師として最低でも7~8年は働いていることになります。
もちろん専門医の資格がなくても優秀な医師はたくさんいますが、少なくとも入院症例を受け持つような規模の大きな病院で治療を行っていたことを把握できます。
通院が1~2度なら良いのですが、症状が治まるまでに時間がかかる場合や高血圧・糖尿病などの生活習慣病に関連する場合にはずっと通院しなければなりません。
何度も通うとなると病気に合った医療機関を選ぶだけでなく、定期的に通うのに支障がないかも考える必要があります。
通いやすい医療機関ならストレスなく通院することができますし、体への負担も減らせます。
診療時間が自分の生活リズムと合っていることも重要ですので、診療日や受付時間も併せてチェックします。
最終更新日 2025年5月20日 by lesmed